イラストレーター 黒木養(やすし)のブログです

似顔絵の基礎「似せる方法」を学ぶ3つのメリットは絶対知っていて欲しい!

    
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似顔絵の基礎「似せる方法」を学ぶ3つのメリットは絶対知っていて欲しい!

 

似顔絵の基礎を学ぶメリットなんですが、

僕はシンプルに似せようとか、抽象的に顔を見てパーツの関係性を捉えよう

と言っています。

なぜならそれが特徴を捉えるってことだからです!!

千原ジュニアさん

 

miiぐらいシンプルな感じで、似せられることが理想

(これはあくまで理想)

 

「シンプルに抽象的に顔を見てパーツの関係性を捉えよう」ってのは

似顔絵を似せるための基本であり、一番大事なことなんですが

これがなかなかディープで難しくて伝わりづらいw

でも似顔絵を描くなら是非「シンプルに似せれるようになる」ことは目指して欲しいんですよね。

 

すごくメリットはあるので、出来なくても目指して欲しい。似顔絵を描くなら、、、

 

似顔絵の基礎を学ぶメリット その1 早く描ける

この絵は2人描くのに15分ぐらい

 

まず、基本が分かればめっちゃ早く描けます。

そもそも写真から描くのは難しいのですが、それでもめちゃ早くなる。

目の前の人を、サササーーーっと描けるので、すげーってなったりするし、

 

プロになるにしても随分と描くのが楽になります。

席描きって言われている、直接お客さんと対面して描かなければならない時は、

1人、10分から15分ぐらいで描くのが理想です。

状況によっては5分で描いてくれという場合もあります。

 

似せることを気にしなければ早く描けなくもないですが、

基礎が分かっている方が精神的に楽です。

 

 

似顔絵の基礎を学ぶメリット その2 応用が効く

似顔絵の基本が分かっていなくても、絵が上手い人だと頑張れば似せられます。

デッサン力のゴリ押しで、写真のようにリアルな感じで似せることもできます。

 

が、、それは似顔絵が分かっていることにはなりません。

ただ単に力技でなんとかしちゃってるだけ、、、

 

で、もっと可愛らしく似顔絵が描きたい、、

と思っていても、ゴリ押しで似せているだけだとなかなか応用が効かないので、可愛くならない。

と言うか、可愛くするとぜんぜん似ない、、、

 

で、似せようとすると可愛くならないから、

似せることに拘らなくてもよくね?ってなったりする。

で、確かに無理に拘らなくてもいいですが、似せる基本はわかっていた方がいい。

 

なぜなら、可愛く描いても似せれるからです。

 

似顔絵の基礎を学ぶメリット その3 感動が深くなる

 

似顔絵って、可愛く描いたり、良い人っぽく描けば、

それだけで喜んでもらえたりするのですが、、、

 

似顔絵が似せれると、さらに感動って深くなるんですよね。

まず自分が、おお!ってなりますし、周りも、おおお!!ってなります。

似てなくても良い反応はもらえますが、似てる時の反応の方が感動は大きいように見えます。

 

僕は10年以上似顔絵の仕事をやっちゃってますが、似てると感動は深くなると感じています。

やっぱ似てることって大事なんだなーって何度も思いました。

 

まとめ

 

僕に送られてくる多くの似顔絵が、

「写真をもとに一生懸命描いた似顔絵」といった感じの絵が多いです。

で、「写真からなかなか抜け出せない」感じの絵になり、

イキイキした感じにならない、、、

一生懸命写真をなぞってるだけみたいになっちゃっう人が多い。

 

そこそこリアルな絵が描けるだけでも、普通の人と比べれば全然すごいです。

普通の人は全然描けませんからね。それにすごく時間もかかって描くのにエネルギーが必要だったと思います。

そこそこリアルな絵が描けるだけでも、すごいことだしそれはそれでいいんですが、

 

 

僕は基本的に「似顔絵」を教えたいんですよね。

写実的な絵は描くのが面倒な割には面白くないので(僕は)

と言うか、

そこそこリアルな絵を描くのは、似顔絵の醍醐味ではないんですよ。

そこ美味しいとこじゃない。

シンプルに似せれた方が楽しいよ。

そこそこリアルな絵だとしても、基本が分かってからのはイキイキしてくる。

 

似顔絵の基本が分かるようになれば、

早く描ける、応用が効く、感動が深くなる。ので、

「シンプルに似せようとか、抽象的に顔を見てパーツの関係性を捉えよう」

ってことに取り組んで欲しいんですよね。

しかも、そっちの方が楽!!

 

 

自分はシンプルに描くなんて無理だ。特徴を捉える才能なんてないよ、、ってなると思いますが、

それが普通です。

 

出来なくてもいいので、目指して欲しい

下手に似顔絵で自己流を開花させちゃうと、分かってないのに分かったような気になるんですよね。

で、基本が分かっていれば、

早く描ける、応用が効く、感動が深くなる。

のに、、しかも楽!!なのに、、

 

俺は俺のやり方でやるみたいな、似顔絵のことよく分かってないのに謎のプライドが芽生えちゃって、描くときに余計な苦労をすることになる。

で、頑張って苦労して描いちゃうもんだから余計プライドが高くなっちゃうんですよ、謎の自己流のまんまだと、頑張って苦労して描いてるのに否定されるの誰でも嫌ですからね。

そんな感じで「似顔絵の基本が身につくこともなく」苦労スパイラル突入です。

 

なので、出来なくてもいいので、目指して欲しい

出来てないのに分かった つ も り になるより全然そっちの方がマシ。

 

似顔絵を描くのであれば、似せることの追求は一生終わりません。

出来なくてもいいので、シンプルに描けるようになることを目指してください。

「似せる」ことがもっと上手くなりたいのであれば、、

 

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