仕事にセンスは必要なのかについて考えた
よく、やっぱ似顔絵ってセンスないとできないですよねー
と言われます。
自分の中では似顔絵を描くことが当たり前すぎるせいか
「センス必要かな??」
って思っちゃうのですが
むしろセンスないから似顔絵を描いてるんじゃないか???
って思っちゃっりモスルのですが。。。
描いてもらう人からしたら、超絶センスでやってるように見えルようです
僕がジャッキーチェンを見ている感覚と近いのかなと思います。
まぁ大体、超絶テクとか自分じゃ思いつかないようなことを
見てしまったら、センスないとできないわー
って思っちゃいますよね。
自分でも俺にはこんなこと絶対ムリーと思ってしまうものは多いのですが、
多くの人がこのセンス信仰で損をしてるのではないかと思います。
自分も含めて、やりたいことあってもセンスないと無理
っていう病に苦しんでる人に向けて、ちょっとセンスって必要かどうかについて考えてみたいと思います。
センスよりも思い込みと努力で解決することの方が多い
似顔絵画家の大半は僕も含めてセンスないんじゃないかと
才能あるなーと思える人はごく一部
どの世界でも言えることかもしてませんが
本当に才能がある人ってのはどの世界でも少数ではないかと思います。
だってプロスポーツ選手とか成れるだけで天才のはずなのに
その中で天才と呼ばれる人がいるわけですからね。
努力では超えられないものをセンスと呼ぶのなら、
似顔絵は努力で身につけることができるので、
センスなくてもできますよ。とりあえず。
大体のことはみんな努力で乗り越えて来たと思うんですよ
言葉を覚える、二足歩行、自転車に乗る、読み書き計算、夜中に一人でトイレに行く、
風呂で溺れなくなる、一人でシャンプーできるようになる、一人でパジャマに着替える
初めてのお使い、箸の持ち方、右と左の区別(僕は意外とこれがわからない)
すごく初歩的なことですが、思い回してみると、結構頑張ったなと
そして努力する前に、できないと困るし、
俺にだってできるよーー、みたいな気持ちがあってできるんじゃないでしょうか?
ちなみの僕は絵が上手く描けなくても、本当はもっと上手くできるし、
似顔絵だって別にできるし、みたいなのがありましたね。
それでなんとかやって来たかなーってのがあります。
センスってお金になんの?そんなに必要なのか?
勝負の世界であるプロスポーツの世界なら
才能(センス)=食える
かもしれませんが
(でも、センスだけでやってくとやってけないって聞いたことあんな)
他の分野やクリエイティブな分野などは
才能(センス)=食える
ではない
と思います。
逆に才能があるとあんま売れないってのがあったりしますよね
普通の人の感覚と違うので、普通の人は理解できず買わない
みたいなパターン
例えば
画家のゴッホとか生きていた当時はほとんど世間から相手にされなかったけど、
今となっては歴史的な画家じゃないですか
似顔絵でも売れてる人ってのは
斬新でも革新的でもハイセンスでもなく
割と普通の人の感覚を持ってる人
の方が売れやすいように見えます。
似顔絵を描けることがセンスのあることだとしても、
一人一枚1800円で「値段たけー」って言われちゃいますからね
1800円っていったら床屋さんでカットしてもらうのと同じぐらいじゃないですかね?
床屋さん行っても
「やっぱ髪を切るってセンスですよねー」
って言ってるお客さん見たことないですが
(でもカリスマ美容師なるものがいるな、それについてはセンス云々言ってるのかも、でもカリスマ美容師のカット代って結構するよな)
他だと、タクシーにちょっと乗ったぐらいの値段ですよね?
でもタクシーの運転手ってまじセンス必要だわ
とは思わない。(でも道覚えるセンスのある人とかいるんだろうな)
子供の時には大人ってよくぶつからずに車の運転できるなー
って思ってたけど、
運転免許なんてほとんどの人が取ろうと思えば取れるじゃないですか
センスがないとできないと思ってたことって、
意外とちょっと頑張ればできたりするんじゃないでしょうか?
そして意外とセンスはあんまりお金にならない
普通のことの方が役に立つし、お金になるような、、、
センスは逃げである
センスだと決めつけてしまうと
選択肢が狭まっちゃいますよね
やってみたいことがあったとき
センスないから無理ー
で諦めたら、勿体無くないですか?
そしてセンスなんて不便だったりするし
もっててもたいして役に立たないよってことです
人生、才能や能力よりも気持ちや思いが大事なのかもしれません
なんか頑張れば床屋さんのスキル身につけられる気はしないでしょうか?
タクシーの運転手にもなろうと思えばなれるでしょう
(意外と俺は無理だったりして、コンビニバイトの時も無理って思ってたからな)
似顔絵や絵を描くことも同じで
集中してやれば
私ってもしかして天才???
って思えるような成果は意外と出ちゃいます。
たぶん
学生時代に絵の苦手な友達にコツを教えたら
「描けるもんんだな!もしかして俺ってすごいかも!!」
とか言い出してましたからね
そんなもんですよ
感動の本質は逃げである。
という言葉を聞いたことがあります。
自分では無理だと思えることをやってる人を見ると感動しないでしょうか?
自分ではできないことができる人を見た時、
人を何かしらのコンプレックスを抱くものです。
なんかちょっと受け入れらんないですよね。
なーんか自分が小さく見える感じになる。
そんな自分では受け入れないことがあると人は、感動という形で発散しているのだそうな、、
言われて見るとそんな気もしなくない
たぶん似顔絵を描いてもらった時に
「やっぱセンスだわー」
って言ってくださる人というのは
やっぱ感動してくれているのかなーと
とてもありがたいのですが
でもコンプレックスからの逃げのセリフなのかもしれないという、、、
やばい、話がややこしくなって来た。
なんとなくまとめるとすると、
俺ってセンスないから無理ーってのは逃げなのかもしれないってことですかね。
でもなんか、羨ましくて憧れてるから
なんか逃げ出したくなっちゃうんでしょうね。
でも、自分では大きな壁だと思ってることも、
思い込みと努力で突破できるかもしれません。
ま、どうせセンスあったってそんなお金にもなんないし、
やって見たいことは気楽にチャレンジして見るのがいいのではないでしょうか。
余談
この話を聞くと余計似顔絵の値段たけ〜って感じるかもしれないですが
誰でもちょっと頑張ればできることで
結構僕らって人にお金払ってると思うんですよね
でもセンスが必要ぽいことって
誰でも頑張ればできそうなことよりも
人に舐められます。
似顔絵高いと思う心理には
絵なんてくだらないじゃん、なんの役にも立たないし
みたいなものがあるのかなーと
だって絵なんて普通数万円しますよ
何と比べてるのかわかんないですが
高く感じられがちですよね
似顔絵って
でも必要なときってほとんどないからしょうがないかなー
でも、出来のいい絵をもらったら感動しますよ
2021年7月追記
あと最近になってすごい納得した「センス」についての話では
自分が当たり前に思ってること!
がそうだったりするってことですね。
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