似顔絵を描くからといって必ずしも似せることに拘らなくてもいいというお話
似顔絵ってどれくらい似せればいいのだろうか?
と考える機会があったのですが、
僕は似顔絵を描くなら「似せることにこだわった方がいい」と思っています。
理由としては、
- 感動が深くなると思っているから
- 似せるのにこだわらないと似顔絵のスキルは上がらない
- 似顔絵のスキルが上がると「似ているのに可愛く描ける」「早く描いて似せれる、描いているときの迷いが減る」
からなのですが、
似せることにこだわらないのであれば、ただ単にイラストが上手くなればいいんじゃないの?と思うので、
似顔絵を学ぶ意味があんまりないかなぁと思っているんですよね。
単純にイラストを学べばいいんじゃないかと、、
そして僕が絵で自信を持って教えられることが「似顔絵を似せること」なので、
「似せるのにこだわりましょう」と言っているだけなのですが、、、
似顔絵の基本というのはとても難しいです(笑)
そんなに絵が上手くなくても似顔絵って似せられるものなのですが、
似顔絵教室で絵を教えていて、やっぱ難しいよなー(笑)って感じます。
そして、あんまり「似せろ似せろ」と言い続けていてもつまらないなとも思っていて、、
どれくらい似顔絵を似せればいいかは状況による
「似顔絵なんだから似ていなくてはダメだ」と僕は思いすぎなくていいと思います。
僕は似せることにこだわっている方なんですけど、そう思います。
どれくらい似せればいいかは目的によるからです。
・趣味として楽しみとしてやりたい
・退職祝いやウェルカムボードなどのプレゼントを友達から、または仕事として頼まれた
・メディアの仕事としてそっくりに似せてくれと頼まれた
似顔絵を描くケースというのは色々あるのですが、
どれくらい似ていればいいかは、求める相手、自分の満足度で変わります。
「似てなくてもいいので可愛く描いてください!」と仕事で頼まれることもあります(笑)
もちろん「もっと似せられませんか?」と言われることもあります。
そして、似顔絵はその人の精神性を表せばそれで良かったりもするので、技術に拘らなくてもいいと思ってるんですよね。
似顔絵は記念やプレゼントとして求められる
似顔絵はほとんどの場合、「記念かプレゼント」として求められます。
観光地に行った記念、結婚式、結婚記念日、誕生日、還暦祝い、退職祝い、などなど、、
そういったシチュエーションでの記念やプレゼントとして、
似顔絵っていいよなぁ、、
となることがほとんどなので、そういう絵になっていれば、
絵が上手いとか、似ているとかは関係ないところがあります。
人にあげるものならもらって嬉しいものになっていればいいのです。
絵にも描かれるぐらい大事にされている感じが伝わればいいし、
似ていることは最後に効いてくる隠し味だと思っています。
趣味として似顔絵を楽しむ場合でも自分の気持ちを大事に
「あたしの似顔絵って絵も下手だし似てないからダメなんだ」
「才能ないのに絵を描こうとしちゃった私ってバカみたい、、」
「似顔って難しい、、才能ないわ、、もう描きたくない、、」
僕が人に絵を教えていて、生徒さんにこういうことを感じさせちゃうことだけは避けたいと思っています。
(とは言っても自己肯定感低い人は勝手にこう思っちゃうんだけどw)
なので、あんまり似せろを言いすぎると、せっっかく似顔絵を描きたいと思ったアーティストなピュアな心を踏みにじってしまうかなぁと思うんですよね。
なので、使徒さんごとに受け取れる量を見極めて似せることについては教えています。
楽しい!!と思っている気持ちを大事にしてください。
楽しくないのにいくら似顔絵を似せようとしても意味ないと思います。
まとめ
似せることは大事なんですけど、「目的」をよく考えてからこだわってみてくださいね。
似顔絵を描くことはあくまで手段です。
小さいうちに子供を絵に残したい、子供に絵の上手なママって褒められたい。
ずっと続けられる趣味として楽しみたい
家でできる趣味が欲しい
家族や友達に絵をプレゼントしたい
あなたにとってこういった感じの「目的」があるはずです。
ですが、
似ている似顔絵を描きたい、、
人前で描いてすごいと言われたい、、
と思ってるのであれば、ぜひ似せることにこだわってみてください( ^ω^ )
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