ドラゴンボール映画は「この世で一番強いやつ」が一番の名作だと思う

 

 

ドラゴンボールの映画は「この世で一番強い奴」が一番好きです。

 

なんか急に語りたくなったので、書いていきますが、

 

古いし(1990年の作品)

一番のライバルのベジータもいないし、スーパーサイヤ人にもならない

ので、一見地味なんです。

 

でも無駄がなく、キャラや設定を生かし「気持ちよく仕上がっている」よく出来た映画だと思います。

なので、他の映画や新しい方のドラゴンボール映画は、豚骨スープに色んなもの混ぜたコッテリラーメンだとすると、「この世で一番強い奴」は素材の味を生かした、風味豊かなあっさりしたラーメンという感じ。

 

僕はこの映画のこと超好きなので、いかに凄いかを語っていきたいと思います。

 

物語の流れ

 

なんかやべー奴が、ドラゴンボールを使って氷の下から魔王の城みたいなのを呼び出す。

たまたまその場に居合わせた、ピッコロ、悟飯、ウーロンが酷い目に遭う。

悟飯、ウーロンはなんとか逃げるが、ピッコロはどうなったか分からないままになる。

 

数日後、亀仙人とブルマが、そのやべー奴らにさらわれる。

やべー奴らの親玉は悪の天才科学者ドクターウィローの脳。

目的は、この世で一番強い奴の肉体に自分の脳を移植すること。

最初は亀仙人の肉体を求めるが、もっと強い悟空の体を欲しがる。

 

悟空は亀仙人とブルマを助けるために、ドクターウィローの脳をぶっ飛ばしに行く。

苦戦するも、クリリンと悟飯の援護もあり、ドクターウィローを追い詰める、

が、ドクターウィローに操られたピッコロが現れ戦うことに。

 

ピッコロの洗脳をなんとか解き、悟空、ピッコロ、悟飯、クリリン、亀仙人の5人で

ドクターウィローをボコボコにする。

 

めでたし、めでたし

 

 

ざっと説明すると、こんな話なのですが、

この映画は設定やキャラを余すところなく生かしています。

この作品では、とりあえず出ときました。みたいなキャタラクターはいません。

 

全てのキャラクターを生かすことによって、

物語や、敵がいかに恐ろしいか?敵をどう観客は憎めば良いか?がスッと入ってきます。

 

あとでも語りますが、この物語はご飯の成長物語でもあり、

ご飯の暗い未来を悟飯がどう克服していくか?が描かれているので、

最後まで見ると、ほんと良い話だったわと感じると思います。

 

元気玉 対 元気玉

 

初期のドラゴンボールzの映画で描かれる内容は、「善の元気玉 対 悪の元気玉」であることが多い。

別の映画「地球まるごと超決戦」ではもろにそれが描かれています。

これは悟空の最終奥義が元気玉なので、敵側もそれに匹敵する武器がないと映画が盛り上がらないので、必然的にそうなってしまう。

 

善の元気玉 みんなに分けてもらう力

悪の元気玉 みんなから奪った力

 

という構図になっていて、今回もそういう感じの映画だと思いますね。

説明はされないけど、ドクターウィローの動力源は、地球から奪った元気なんだと思うんですよね。

証拠に、彼らには緑の森林地帯を一瞬で砂漠化させる力がある。これは自然の元気を奪っているということだと思う。

悟空やピッコロを捉えたときに使った赤く光ってるやつも、元気を奪う装置の一種かな?

 

最後のちっぽけな悟空の善の元気玉が、邪悪で巨大な悪の元気玉の力を押しのけていくのは、

観ていて「なにこのめちゃめちゃかっこいい映像!!」ってなるよ。

 

ラスボスのドクターウィローはご飯の未来の姿?

 

ドクターウィローはどういう存在か?というと、「お勉強」ばかりしてた人の成れの果てだと思っている。

肥大した脳だけで生きながらえて、他者への共感力がなく、なんでも「自分の考えた通りにしたい」キャラとして描かれているのがその証拠である。

これは勉強ばっかりしているエリートに多い思考でもある。

 

ご飯もチチの言いなりになってお勉強ばっかりを続け、偉い学者になったらドクターウィローみたいになる可能性がある。

チチがお勉強して偉い学者にならなきゃだめだと言っているのは、子を想ってのことではあるが、同時に「頭良くなって他人より偉くなれ」と言っているのと同じである。

で、めちゃめちゃ頭がよく、誰よりも偉いはずのドクターウィローは、自分が誰よりも偉いはずなのに自分を認めてくれない世界に対して復讐しようとしているので、

このまま「偉くなるために勉強を続けているとドクターウィローになっちゃうよ」ということなのである。

その運命を克服する物語がこの映画で描かれているのだ。

 

で、ピッコロという憧れのちょい悪おじさんに認められることによって、悟飯はその運命を克服する。

という感じのラストになるので、気持ちよーくお話が終わるのです。

 

ドラゴンボール映画には大したストーリーないよって思ってるかもしれないけど、

この映画には、あるんだなぁ、、

 

スーパーサイヤ人にはならないけど胸熱なバトル

 

この映画は界王拳とか使っちゃう感じなので、派手さはあんまりない。

ラスボスのドクターウィローも、何このロボ?みたいなキャラである。

かっこいい敵キャラは出ないので、ロボットが好きでないと、うーんってなるかもしれない。

 

でも、胸熱である。

演出がいいので戦闘の凄まじさはかなーり伝わってきます。

 

具体的に言うと第三者のリアクションが良い。

例えば、

悟空とピッコロが対峙して一触即発のシーンがあるんですけど、たまたまその間にいたクリリンのリアクションがとても良いいんですよ。

 

クリリンはこの時、蛇に睨まれたカエルのように動けなくなり、目が泳ぐだけなのですが、とにかくやばい!!ってなって思わず叫んでかがみ込んでしまう。

これによって、いかに悟空とピッコロの2人の間にいることが危険なのかが伝わってくるのです。これはクリリンがいるのといないとでは全然変わってきます。

 

こんな感じで、派手さに頼らずに、演出でバトルを盛り上げるシーンがこの映画では沢山あるんですよね。

 

すげー奴とすげー奴が闘いました。

だけでは、すごいかどうかってあんまり伝わらないと言うか、僕はそれだけだと凄さは感じないですね。

いかに凄いかをちゃんと演出しないと、ミスターサタンみたいにポカーンってなってしまう。

(凄まじすぎる戦いは、実は凄いかどうか認識できない)

 

ドラゴンボール映画って、ただ単にすげー奴とすげー奴が闘いましたってなりがちになってしまうので、

そういう感じの作品は、観ていて疲れるしなんか飽きてしまいます。僕の場合。

 

バトルしながらドラマを観せている

 

敵がいかに恐ろしいか?敵をどう観客は憎めば良いか?

これも演出でちゃんと描かないと、最後気持ちよく、スカッとした気分にならない。

ムカつくやつをぶっ飛ばす映画だからドラゴンボールみたいな作品は面白いわけで、

いかに敵にムカつくかが大事なわけです。

 

この映画はどんな感じでその点が優れているか例を言うと、

悟飯にとって憧れの存在である、ピッコロが敵に操られている。

ご飯を殴るぐらい操られてる。ピッコロは自分の命を投げ出して、ご飯の命を救ったことがあるにもかかわらず、ご飯を殺そうとする。

悲しむ悟飯。

怒って戦闘力アップ、気合でピッコロの洗脳装置を壊す。

が、ドクターウィローの気合にやられる

洗脳が解かれたピッコロは「許せんぞぉーー!!」と怒り、

(悟飯が散々いじめられたので、観客もピッコロの気持ちに共感できるようになってる)

ドクターウィローに挑むもやられる

みんなでドクターウィローを倒そうとするけど、うまくいかない、、

悟空、クリリン、亀仙人の合体かめはめ波が効かない、、、

こいつ、、まじでやべーやつだ、、

再び悟飯が如意棒を持って挑むが、返り討ちに

その「悟飯を受け止める」ピッコロ、「悟飯を受け止める」ことで信頼関係が再び戻っていることを絵で観せている

そして「悟飯の振り上げた拳」である如意棒は悟空の手に、

この映画で、一番かわいそうで一番怒っているのは悟飯なのだが、

その怒りを、悟空とピッコロが引き継ぐというふうに、流れるように絵で観せている。

(この辺めちゃめちゃ胸熱になる)

 

こんな感じで、敵がいかに恐ろしいか?敵をどう観客は憎めば良いか?

をバトルをさせながら理解させ、同時にドラマを観せているのです。

 

これは一部なのですが、他のシーンも敵の恐ろしさをうまく絵で魅せたり、バトルを盛り上げるところが沢山あります。

 

最後に

バトルの作画が、ちゃんとカンフー映画やってる感じとか、

如意棒も出たりするので、殴り合いだけにならないとことか、

まだまだ語りたいことはありますが、今回はここまで。

 

深読みしすぎでしょ?ドラゴンボール映画にそこまで深い意味ないよ

と思うかもしれません。

でも、描いてないけど、ちゃんとバックボーンがあるからこそ、この映画は面白いと思うのです。

 

ドラゴンボール映画はこの頃1時間の枠に収めないといけないものだったので、

かなり削って削って絞り上げた内容だと思います。

 

どれくらい絞っているか?と言うと、

ドクターウィローを氷の下に封じ込めた者は誰か?を考えれば良いと思いますね。

映画の説明では、天が妬んだからだ!と言われていますが、これはやっぱり「神様」が封じ込めたんだと思います。

だから、ピッコロが最初のあの場所にたまたまいても必然性があるわけです。

で、ドクターウィローを封じ込めたのが神様だとすると、最後神様の分身であるピッコロに悟飯が認められるとうことは、とてもうまくつながっているので、深読みしすぎかもしれないですけどそう見えちゃいますね。

 

そういった内容をあえて描かないぐらい削っているので、かなりスタイリッシュな作品だと思います。

(サイバイマンみたいなキャラも後半出せただろうけど、あえて全く出していない)

 

ドラゴンボールの最新の設定を頭に入れて見ちゃうと、

なんだ、スーパーサイヤ人じゃないんじゃん、とか、全然弱い頃の悟空だ、、

とか思っちゃうんだけど、それを取っ払って観てもらうと、よく出来ているということがわかってもらえるんじゃないかなと思う。

 

まぁ、映画のことをよくわかっているわけじゃないのですが、

好きなので、こんな感じで僕はこの映画を読み込んじゃいました。

 

 

ps

あのでっかい脳を悟空の体にどう入れるんだろう?

ギニュー隊長のようにチェンジできるのだと思う。

 

一番の名作だと思うと語りましたが、他はあんまり覚えていなかったりするので、

今、色々見返しているとこです。

10年前にも色々見返したんだけど、その時もやっぱこれが一番だなーって思ったんですよね。

 

あと、ドラゴンボール映画って、人それぞれのドラゴンボール像があるから、

その先入観によって見え方が変わっちゃうよね。

ちゃんと原作の細かい設定を押さえていない、とか。

 

 


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