初心者はどこまで上手くなるのか?似顔絵のレベルの階層を解説します。

 

自分はどこまで似顔絵が上手くなるのだろう?

今の自分がどこにいる状態で、どこへ向かえばいいのか?

どこまでなら頑張れば到達できるのか?

それにはどれくらい頑張り、どれくらい時間がかかるのか?

 

を分かりやすく解説していきます。

階層ごとに、それはどれくらいのレベルなのか?についても説明していきますね。

ちなみにこれは10年以上似顔絵を描いた経験で見えてきた僕の世界観です。

あくまで僕の見立てでしかないよというのは分かっておいてください。

 

似顔絵レベル1 似顔絵が分かっていない状態

 

似顔絵が難しい、、

似ないし、可愛く描けない、早く描けない

見たままをなんとか描いているだけで、リアルっぽい融通の効かない絵を描いている。

 

こう感じているなら、あなたが今いる場所はここになります。

まず、ほとんどの人がここです。

 

自分の絵がすごく嫌かもしれません。

似顔絵の基本を学んでも実際に描くとなるとすごく難しかったりすると思います。

ここの領域の人は、とにかく上手い人の絵を真似ることから始めたほうがいいでしょう。

真似をして、自分なりに描くを繰り返す必要がありますね。

 

なので、どんな絵が自分にとって理想か?

どんな絵をお手本にしたいかも明確にしていく必要があります。

練習しながら見つけていきましょう。

 

もし、似顔絵画家さんに詳しくないですーっていう人はこの記事を参考に

絶対インスタでフォローしておきたい!!おすすめ似顔絵画家の一覧

2019年12月17日

 

人によっては単純に絵を描く力が弱い場合もあるので、

似顔絵に限らず模写など絵を描く訓練をする必要があります。

 

ここから抜け出すには、毎日描くことや、

出来る出来ないではなく、出来るようにするんだ

という意識を持つ事が大事です。

 

他にも「2人以上の顔を比べさせて描かせる」や「miiを使って特徴を掴む訓練をする」

というやり方が効果的で、僕から学びたい人にはまずこれを教えていますね。

 

ですが、どうしてもリアルよりになり、なんとか写真を見て描いただけの似顔絵だったとしても、

似ている絵は描けなくはないです。

 

似てはいるけど、融通が効いてない、魅力に乏しい絵という感じですかね。

僕はこういう絵を描いてる人は全然ダメだーという気はありません。

レベル1の絵でも、描いていて楽しかったり、周りからすごいって思われたりします。

ただ単に似顔絵の理解が浅いというだけの話なので、

レベル1だとしても自分が絵を描いているときの気持ちは大切にして欲しいですし、

「自分は絵が描けません汗」と思っている人よりもあなたは全然レベルが高いです。

 

似顔絵レベル2 慣れて綺麗に仕上げる事ができる

 

イマイチ特徴を捉えるという事が分からないけど、

 

・こう描いておけばいいかな、、というのが掴めてきた感じ

・時間内に綺麗に作品が仕上げられる

・時間をかければなんとか似せられる

・可愛くは描ける

・無難には描ける

・言われれば似てるかな、、となりやすい

・たまにすごく似せれる

 

みたいな状態の人はレベル2になると思います。

似顔絵を描くことに「慣れてきた」人ですね。

でも慣れているだけで本当の意味で似顔絵のことを分かっているわけではありません。

 

僕は似顔絵のプロの半数が、実はこの階層にいると思っています。

ここまでは頑張れば誰でも到達できると僕は思っています。

速い人だと半年、遅くても3年、ちゃんと毎日最低でも1時間は描いて頑張ればこの領域に到達できるだろうなと、

逆に、本当に頑張ったのに3年以上経ってもこの領域まで来れない人は、向いてないかもしれません。

ちなみにここは、似顔絵は描いていないけど、絵が上手い人ならまず入る領域だと思います。

 

プロ向けの話をすると、

まず、似顔絵の需要というのは「プレゼントと記念」です。

何か記念になるものが欲しい、お世話になった人に感謝の気持ちがこもった贈り物をしたい。

この2種類が主な似顔絵の需要です。(他にもありますが)

 

そして似顔絵のお客さんは素人です。「自分は絵が描けない」と思っているような人たちな訳ですが、

このレベル2でも、「自分は絵が描けない」と思ってる人たちにとっては、あなたは凄い存在です。

ほとんどの人が似顔絵を描いてもらった事がありませんし、似顔絵に対する基準がありません。

似顔絵の質が高くとか低いとかよく分かりません。そんなに期待もしていません。

プロが描いているのだから、この絵は似ているのだろう、、とか思ったりしますし、

誰かに似顔絵のプレゼントをする際、可もなく不可もなくな「無難な絵」を求める傾向もあります。

 

あくまで「記念になるもの」や「プレゼントになるもの」が欲しいのです。

なので、似顔絵が実はまだ分かっていない状態だとしてもこのレベル2まで来れば仕事として成立するレベルになります。

※上手くなれば仕事があるという話ではありません。お金を稼ぐには似顔絵の会社に所属したり、似顔絵通販サイトに登録するなど、別のことも必要です。

 

頑張れば誰でも到達できるレベルなので、とにかくここまで来ることを目指して欲しいですね。

 

このレベル2の最大の弱点は「必要な時に似せられない」という弱みがあります。

「もっと似せられませんか?」「似てないじゃないか」と言われることは実は結構あります。

そう言われた時、レベル2の人はかなり苦戦します。

仮に似せられたとしても、なんか描いた絵が自分の絵じゃない感覚を味わう事がありますね。

 

なので、レベル2まで来れば充分と言えば充分なのですが、似顔絵をやり続けるのであればもっと上を目指して欲しいと思います。そのほうがレベル2にとどまっているより実は「描くのが楽」だったり、似顔絵を描くのがより面白かったりします。

 

似顔絵レベル3 特徴を掴むイメージが出来る

 

人の顔を見て、こう描いてみれば似るんじゃ?というイメージが沢山持てるようになり、

似顔絵に基本を大事にして描いてみよう、もっと似せる表現力を上げよう、

という意識が高まっている段階が、このレベル3になります。

 

ほとんどの人がレベル2止まりです。

その理由としてレベル2から抜け出す難しさがあります。

 

プロならなおさらかもしれません。

だって、それで結果が出るんだから、、

プロなら絵が仕事になっているんだし、自分の絵で喜んでもらえているんだし、

下手に特徴を捉えようとして失敗して人を怒らせるリスクなんて取りたくない、

無難に描いていれば問題ないでしょ?

 

というマインドが支配してしまうため、

レベル2から抜け出すメリットが見出せません。

似顔絵に基本を大事にして描いてみようとか、もっと似せる表現力を上げようという気持ちが起こらないし、レベル2なら頑張ればそこそこ似せられます。

なので、ほとんどの人がレベル2なのです。

 

なのですが、レベル2の人もこのレベル3の入り口にまでは到達する事があります。

電車の中で人の顔を見た時、「あ!この人描きやすそう!!」「この人はこう描けばいいのでは?」と思ったら、それがレベル3の入り口です。

沢山人の顔を描いてきた経験によって、人の顔を見た際になんとなくイメージ出来るのです。

 

ですが、そういう感覚が身についたにもかかわらず、似顔絵の基本に向き合わずに、

ま、無難に描いておけばいいでしょ、、となってしまったらレベル2止まりになります。

なので、ほとんどの人がレベル2とレベル3を行ったり来たりしてるかな〜と思いますね。

 

似顔絵レベル4 似顔絵が分かっている状態

 

似顔絵の基本に忠実であろうという意識が高く、

「本当にそっくりです!!」と言われるような絵が描けるようなっている状態、

どうやったらこんな風に描けるの??と絵を描いている人からも思われる状態が

このレベル4です。

 

判断基準としては「シンプルに特徴が適切につかめるか?」になります。

似顔絵の基本を理解していなければ「シンプルに似せる」という事ができません。

シンプルに特徴をつかめる人ほど似顔絵が上手いです。

なのでシンプルにそっくりな似顔絵を描ける人はレベル4です。

 

シンプルに似せれるとはどういうことかと言いますと、miiで似ている顔が作れるとシンプルに特徴が掴めていると言えますね。

任天堂miiで作った有名人、芸能人の似顔絵まとめ【プロが本気で作りました】Switch版激似ベスト50

2018年10月9日

 

僕はこの領域を「似顔絵が分かっている状態」と思っています。

ここまで来ると、本当の意味で似顔絵の面白さや魅力がわかるようになるかなと思いますね。

 

似せることに苦戦する事が少ない

人に深い感動を与えられる

自分の思ったような絵でイキイキと似せられる

早く描いて似せられる

可愛い絵なのにすごく似ている

 

レベル4になるとこういったメリットがあります。

僕はここの領域に来てこそ本当の似顔絵画家だと思っているので、理想を言うと似顔絵を描く人はみんなここを目指して欲しいと思います。

そしてここを目指すからこそ、似顔絵は上達すると思ってます。

 

レベル2は一言で言うと「慣れてるだけ」です。

ただ単にずっと描いていればいいだけなので、レベル2を目指していてもあんまり意味がないと思います。

なので、レベル1の人はレベル2を目指すのではなく、

レベル4を目指し、過程としてレベル2とレベル3を通過してここまで来て欲しいなーと

 

レベル4は勘が良い人なら割とすぐ来れるのですが、

それはそもそも絵が上手くて、似せる意識を持てた人の話になりますね。

なので、初心者がここまで来るのはけっこう大変だと思います。

 

しかしレベル4のデメリットは、似顔絵最大の矛盾

本当に似せたが故になんか嫌がられるというものがあります。

僕もノリノリで似せた似顔絵を「なんか毒がありますね、、」と言われ、微妙な反応をされる事があります。

 

そういったデメリットが気になって、レベル4を目指すメリットが見出せない人もいますが、

レベル4を目指してこそ可愛い似顔絵が描けると僕は思います。

 

レベル2の人が似顔絵を似せようとした場合、あんまり可愛くなりません。

可愛くは描けるんですけど、似せようとするとどんどん可愛くなくなります。

理由はやはり余計な線を引いてしまうからです。余計な線が多いと必然的に絵は可愛くなくなります。

レベル4であれば取捨選択が適切になるので、似せようとした際に起きるエグさも回避できるのです。

本当に特徴を捉えられるから可愛くも描ける、ということは理解していてください。

 

レベル4に行くにはどれくらい頑張れば良いのか?

すみません、実はよくわかりません。すぐ来れる人は来れるし、来れない人はいつまで経っても来れません。

ただレベル4は届かなくても目指すべき領域なのです。

ここを目指さなければ似顔絵を描く醍醐味も勉強する意味もない。と僕は思ってます。

 

僕は絵は上手いけど、似せる力が弱かった時期が長かったです。

そのころはレベル3止まりだったかなーと思います。

これは、似顔絵の基本に忠実であろうという意識が弱かったからだと思います。

 

とにかくレベル4に行くには「似顔絵の基本をめちゃ大事にする」「似顔絵の基本を理解することに日々努める」この意識が非常に大切です。

そして頭で分かるようになると言うより、感覚的に分かるようになります。

人の顔を見た時に、もう絵のイメージができ、そのイメージを元に描いたらドンピシャで似せれる感じです。

 

似顔絵レベル5 変態

 

似顔絵の理解が深く、それを日々磨いているような人

それがレベル5の変態(ヘンタイ)になります。

すみません、表現があまり良くないですが変態やと思ったほうがいいかなと思います。

 

基準としては、似顔絵の賞の上位を取るような人なら、変態だと思います。

ここは頑張ってなれる領域ではありません。持って生まれた何か?が必要だと思います。

似せる事、似せる表現力をあげることにめちゃめちゃ魅力を感じているか?

そういった感覚を強く、強ーく持っているか?が必要になってきます。

とりあえず、さっき「インスタのおすすめ画家」で紹介したような人たちは変態です(笑)

 

これは持とうと思って持てるものではありません。

 

またここの領域は「似顔絵が上手い」ことに限らず、

似せることを深く理解した上で、自分が描きたい絵を高いレベルで昇華できている人も含まれるかなと思います。

 

レベル4まで到達し、日々表現を磨いていけば、気がつけば変態になるかと思います。

 

まとめ

 

これはあくまで僕の見立てですが、似顔絵を描いていく上で基準があったほうがいいなと思うので、あえて基準を作ってみました。

 

どのレベルの人も猿も木から落ちるように、似せれない時は似せれませんが、

上のレベルに行くほど、「大きく間違える」というのが圧倒的に減ると思います。

 

似顔絵を描く場合は絶対に似せなければならない、というわけでもありません。

レベル2で充分だという人はそれでいいかと思います。

「似せる」以外の別の要素を磨き、また違った魅力的な似顔絵を描くのもアリだよなと思います。

 

文章のみでわかりずらかったかもしれません。

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2019年7月18日

 

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