似顔絵をずっと見ていると、なぜか似てなく感じてしまう。イラストのゲシュタルト崩壊
こんにちは、似顔絵画家の やすし です。
ゲシュタルト崩壊って言葉を聞いたことありますか?
これは文字をずっと見ていると、なんかその文字がよくわかんなくなるという現象です。
例えば「あ」という文字をずっと見ていると
あれ?「あ」と字は本当にこれでいいんだっけ?
あれれ?どんなんだっけ?本当にこれ???
アレレエエーーー??????
みたいな感じです。
脳が退屈に耐えれれないから起こる現象というふうに聞いているのですが、
おんなじ情報をずっと感じ続けていると、脳がストレスで変になっちゃう様です。
これが似顔絵を描いている時も起こっちゃうんですよね。
人の顔をずっと見ていると、自分の描いている絵と似ているのかどうか判断団ができなくなって
やべー、わけわからん
どーしよー( ;´Д`)
みたいになって、めっちゃ焦る時あります。
10分ぐらい休めば、なんか客観的になれて、似てるかどうかの判断がつくのですが
似顔絵イベントなどで直接描いている時なんかは、時間が限られているので
それができないんですよね。
ゲシュタルト崩壊モードに入っちゃうとどうにもできないので、
なので自信を持って渡せない時もあります(ごめんなさーい(^◇^;))
あとじっくり描いてる時も起こります。
数時間かけて、最初はすげー似てると思って描いているけど
仕上げる頃には、
「あれ??全然似てなくね???やべーな、描き直した方がいいんじゃ、、??」
ってなる時があります。
でも、時間をおいて見てみると、
なぜか「やっぱ似てるよ!!!」
ってなるんですよね。
不思議ですよねー、
人間て物事に取り組めば取り組むほど、逆に正確な判断ができなくなっちゃうんですねー
このブログも後で見ると自分を殴りたくなったりしますねー
やべーな、変なこと言ってるよーって
そういう厄介な脳の現象のせいで
人に見せる時、どんなに経験積んでてもすごく怖いんですよね。
通販で描いてる時は、下描きを見てもらってから仕上げていくので、そこは安心なのですね。
(お客さんもゲシュタルト崩壊起こしてないといいのですが)
結論としては、人間の脳ってどうしても変になることがあるので、
描く人は上手くかけなくてもあんまり深刻になる必要はなく
描かれる側もあんまり気に入らなかったら、その絵を真に受けることはないですよ。
ということですかね。
もしこれを見ていて、僕に似顔絵を注文したい方がいましたら、
この絵やっぱいらねーと思ったら
お気軽に返品してくださいねー。
(嫌だけど)
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